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新橋レポート

第6回 加賀屋

 

 定着率100%の職場の秘密は、アットホームな雰囲気??いやいや、それだけではありません!加賀屋の“こだわり”伺ってきました。

加賀屋のおかみさんの越村 紀子さん(右)と専務の博久さん(中央)、にお話しをお伺いしました。

 「奥行きのあるお店にしたいから。鶏だけで十分奥が深いんですよ!」専務が熱く語り始めました。お肉屋さんといえば牛肉も豚肉も取扱ってますが、加賀屋は鶏肉一本!!。鶏は、豚や牛と黴菌が違うので、一緒に扱うのはよくないという理由からでもありますが、鶏の奥深さはその店頭を見れば一目瞭然、まさに専門店です。
  店頭には地鶏、銘柄鳥、若鶏、合鴨、鳩といった様々な種類の鶏肉及び、卵やから揚げ粉、鶏ガラスープなども揃っています。どれも選び抜かれた品々ですが、中でも地鶏へのこだわりは特にすごいんです!

 現在名古屋コーチンという地鶏が有名で、鶏肉の松坂牛(?)的な存在になっていますが、加賀屋さんでは、地鶏が一大ブームになる前から早々に注目し、全国各地の生産者ととことん話し合いをしてきました。特に専務は、鶏の飼育状況や飼料などこと細かに質問するそうです。きちんとした生産者さんは、丁寧に質問の答えが返ってくるそうです。そしてそういう所からは、キレイな鶏肉が届けられるそうです。

「真面目な産地かどうかは、鶏をバラセばすぐにわかります」とは専務のお言葉。さすが確かな目をお持ちです、頼もしい。 w(^。^)w

鶏舎の写真です!
「鶏の足の裏にタコができていないか、タコの無い鶏は、でこぼこしいない場所、つまり毎日掃除されたキレイで清潔な鶏舎で育てられた証拠です。それに内臓処理のきれいさや丁寧さが美味しい鶏の条件です」とのこと。  φ(。。)へぇ

 毎日きちんと手を掛けて真面目に育てれば育てただけ、健康で美味しい鶏肉になるんですね。 地域や育った環境によって 、同じ種類の鶏でも全く違うものになってしまうそうなんです。 全てひっくるめて「鶏肉」と呼ぶのが申し訳ない気がしてきました。  (>。<)ヽ

専務:地鶏にこだわればこだわるほどおもしろくなる。
おかみさん:それが本物のお商売ね。「あきない」から「商い」なのよ!

おかみさんかっこいい!!です。  (>。< ) なるほど、社員定着率100%も納得。

では、そんな地鶏☆命!な専務のオススメは?

これぞ軍鶏! 東京しゃも
歯ごたえ・味ともに抜群


 この東京しゃもの特徴は、他の鶏肉と比べると赤身が濃く良くしまって脂肪の少ない旨味とコクがたっぷりつまった鶏肉なのです。ブロイラーの鶏とは違い、日本伝統的な鶏肉の味を最大限に生かした新しい鶏肉です。
  東京都畜産会では、とても貴重なしゃもの種鶏をしっかりと保持し続けているそうです。しゃもの原種を守ることは大変なことなんですって。

←東京しゃも
お肉の赤身がとってもきれいですよね。

 歯ごたえがあり、鶏本来の旨味を味わえます。
これからの季節にぴったり。しゃも鍋にしてぜひお試しください。

 

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