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新橋レポート

第6回 加賀屋

 

 11月も中旬になって、すっかり秋ですね。秋といえば…やっぱり食欲ですよね。
今回は、前回ご紹介の末げんさんと“鶏”つながりで (#^。^) で、鶏肉専門店の「加賀屋」さんへ行ってきました。
  加賀屋さんは、日本テレビの「どっちの料理ショー」でも多々紹介されていて、料理の食材が鶏肉の時は制作スタッフの方から毎回相談されるそうですよ。

 お料理屋さんではないのですが、芸術の秋?!ということで、最高級の鶏肉を使ってお料理に挑戦してみてはいかがですか?特にこれからの時期は、お鍋なんかサイコーですよ!

鶏肉専門店 加賀屋

こちらの看板の字は先代店主の方の字だということですが、加賀屋さんの歴史はなんと明治10年から!
現在の店主 越村 良久さんは4代目だそうです。
4代目店主の越村 良久さんと(右)と専務の越村 博久さん(左)です。店主の良久さんは毎年7月に行われる、新橋こいち祭の実行委員長も務めていらっしゃいます。

 ショーケースの中の鶏肉は、新鮮そのもの!1日に仕入れが3回も行われるので、お店の冷蔵庫に一泊もしていないそうです。


 通りからも覗ける店内の一角に、作業スペースがあります。こちらで、全国各地から届けられた鶏肉を、丁寧に手際良くバラシにかかります。その活気ときたらハンパない!!、怖いぐらいだそうです。午前中は従業員の皆さん、かなり熱くなっていらっしゃるそうで、時に罵声が飛び交うらしい…。 \(◎。◎)/ヒャー

 時に戦場と化す、そんな加賀屋さんの離職率は0%!途中でお店を辞める方が全くいないんだそうです、すごいですよね。また特に定年を設けてないので、最近退職された方のお歳は74歳だということです。皆さんお店もお仕事も大好きなんでしょうね。

 従業員の方の定着率の良さの一つに、朝とお昼、お三時を頂けるという賄い付の古い商家の風習がそのまま残っていることです。会社がお昼を用意してくれるなんて、しかもおやつまで食べれらるなんて……幸せな職場だぁ (^0^)/

こちらが2階にある社員食堂です。昼食は和洋中と日替りで用意されます。また従業員の方のリクエストで決まることもあるそうです。配達に出た社員の方が渋滞に巻き込まれお昼に遅れそうになると「もどって食べるから自分の分をちゃんと取っといてください」と連絡が入ったりするそうです。


  私がお伺いした時は、ちょうどお三時の時間で、すいかをごちそうになりました (^^♪ごちそうさまでした。

 食事を共にするのって絆が深まりますよね。まるで「加賀屋」家という一つの家族みたいでした

 

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