イナセくんと行く、新橋さんぽ

新橋さんぽ十七歩目

ヤクルト本社

========================

皆さん、こんにちは!新橋駅の東側、第一京浜沿いに昔から噴水が印象的なビルがあるのをご存知ですか?そうです、ヤクルト本社ビルです!オイラが小さな頃から大好きなヤクルトの事を知りたくて、今回思い切って取材させて頂く事にしました。
7月に行われる【新橋こいち祭】や12月の【クリスマスチャリティー】でも協力・貢献して下さってる企業ですもんね。

 

ヤクルト本社ビルに入り、受付の方に話しを伺いたい旨を伝えると、間もなくしてエレベーターホールから颯爽と一人の社員の方が現れました。
「初めまして!イナセと申します!今回どうしてもヤクルトの事が知りたくてお伺いしてしまいました!どうぞ宜しくお願い致します!」
「こちらこそ来て頂きましてありがとうございます。どうぞ、こちらへ。」
ロビーの奥のデスクに案内して頂き話を伺いました。

 

ヤクルト本社の入り口にある噴水

 

優しい語り口の広報室の大森さん

 

「まず始めにヤクルトの語源を教えて頂けますか?」
「実は、ヤクルトという言葉はエスペラント語でヨーグルトを意味する言葉ヤフルト(Jahurto)を元にした造語なんです。」
えぇ~!?エスペラント語?どこの国の言葉なんだろう・・・聞いてみるとエスペラント語とは19世紀の末にポーランドのL.L.ザメンホフという人が世界補助語として作った言葉らしいぞ。・・・でもあまり浸透はしなかったみたいです。。。

 

「乳酸菌飲料『ヤクルト』の誕生と、企業ヤクルトの設立は同時なんですか?」
「実は同時ではありません。ヤクルトの歴史は創始者である代田稔博士が、昭和10年に乳酸菌シロタ株を『ヤクルト』の商標で飲料として発売した事から始まります。

 

戦後になりヤクルトを販売する会社が全国に拡大していったのですが、「ヤクルト」ブランドとして統一させようという理由から、昭和30年にこれらの組織を統括する機関として現在のヤクルト本社が設立される流れとなりました。お蔭様で現在は、日本を含め世界32ヶ国、毎日2800万人の方々に愛飲して頂いております。」
へぇ~、凄いな!ヤクルトは戦前から世に出ていたんだ。それに昔は今の様な容器ではなく瓶に詰められていたんだ。
 

 

創始者の代田稔博士

 

瓶詰めで販売されていた当時の瓶

 

「また、当社には代田博士が提唱した、“病気にかからない様にする≪予防医学≫”、“腸を丈夫にする事が健康で長生きにつながる≪健腸長寿≫”、“1人でも多くの人に手軽に飲んでもらいたいという考えの≪誰もが手に入れられる価格で≫”という“創業の理念”があり、すべての事業の原点としています。
今年でヤクルトグループは創業75周年を迎えることができたのですが、この理念を今後も受け継いでいこうという社員一同の気持ちを表そうということで、この様なワッペンを作りました。」

なるほど!皆さんが共通のワッペンを付けていたのはそういう意味だったんですね!
 

CMで使われたミルミルタウンのセット

 

ロビーには特大ヤクルト400が展示されています

 

[ さんぽ公開日:2010/05/17 ]


みんなにシェアしよう

ページトップへ