少し肌寒い10月最後の日曜日。時刻は朝の7時45分。今日は福島県いわき市へ、春に「港区といわき市の交流ツアー」の一環で田植えをした酒米の収穫に向います♪
「無事に育って、沢山の実がついていてくれてれば…」
そんなことをちょっと心配し、そして期待に胸を躍らせながらSL広場からバスに乗り込みました。
途中の休憩をはさみながら約3時間をかけ福島県へ。
いわき湯本ICを降りて少し走ると、見覚えのある広大な田んぼが見えてきました。その一角に私たちが植えた「天のつぶ」が沢山の実をつけ、黄金色に輝いています!バスが停まると、参加者全員が待ち焦がれていた景色を見るため、一目散に田んぼへ向かいました。
市の職員の方などの挨拶がすみ、前回もお世話になった小泉農園の小泉社長より稲刈りのコツがレクチャーされると皆さん我先にと田んぼへ。
稲穂の前で腰を落とし、一株掴み、鎌で根元のやや上部を…スパッ!といきなり上手くはいかず…何度か往復させながら、初めての刈り込みを体験しました。いくつかの株をこなすうちに、そこそこ上手く刈れるようにはなりましたけどね♪そして刈った数束の株をまとめ、稲で結わいておきます。
稲穂の香りと肌を刺激するちょっと涼しいくらいの風、そして澄んだ空気がとても心地よく、まるでここだけ時間がゆっくりと流れているかのような不思議な気待ちにさせてくれます♪
とはいえ初めての稲刈りは楽しいながらも、やはりかなりの重労働。全てを手作業でしていた昔の農業は本当に大変だったのだろうと痛感しました。
もちろん今回も、モンペ姿の地元湯本温泉郷の女将さんたちで結成された「湯の華会」がご一緒。およそ30分の稲刈りが終了すると、お待ちかねのフラが披露されました♪モンペ姿のまま、畦道でフラを踊ってくれるというミスマッチがちょっと面白可笑しかったりで好きだったりします(笑)
来年の新橋こいち祭でこのモンペ姿で踊ってもらったら、けっこう評判が良かったりするかも知れませんね♪
作業の最中もイナゴやカエルが跳び出してきたりして、都会では経験できない自然豊かな中での貴重な体験をさせていただけました♪
[ さんぽ公開日:2016/11/29 ]