「冬のソナタ」、「美しい日々」など今日本で話題の韓流ブームは20年以上前の日本の
様だし、北朝鮮国境地帯の闇市を行き来する人々は50年以上前の敗戦後の新橋駅前の闇市
のような気がする。
当時はMPが新橋周辺をトラックで走り回り「パンパン狩り」と称して進駐軍相手のお嬢さん
たちを荷台に乗せて走り回っていたそうである。
そんな平成維新の真っ只中、新橋周辺では「老舗」と呼ばれる古来種が侵食され、人通り
の多さを餌の多さと勘違いして集まってくる「金融」「風俗」といった新たな外来種が増え
てきたようです。
久しぶりにこの地を訪れた人は口を揃えて「知っている店が少なくなったなあ、変な看板や、
呼び込みばかりが増えて…」といいます。
もしかしたらこういうお店を利用する人が増えてきたから変わったのか、こういう店しか出
店出来なくなったから増えてしまったのか。
いずれにせよ常識外れの高利やサービスに、しんばし通が引っかからないよう、ご本人も、
警察や自治体も、地元組織も今が頑張りどころ、こんなにも豊かな歴史と文化がある街を食
い荒らす外来種から守らなくては。
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