日本の夏、特に都会の夏はヒート・アップ現象でクーラーの効かないアスファルトの上は
夏の日差しに、車やビルのクーラーの余熱がプラスされ居たたまれないくらいの蒸し暑さ
になります。
かといって都会には緑と土と水が豊富な場所は限られており、都会に働く市民はクーラー
の効いた室内に篭もりがち、これが悪循環となって益々外気は熱くなり、空気も汚れてい
きます。
やがて花粉症だけでなく何がしかのアレルギー症に苦しむ人が年々増えてきています。
そんな夏の一日、お台場は人が多くて落ち着けないし、遠出も出来ない、そんな
しんばし通には「浜離宮」「芝離宮」などの散策はいかがですか。
江戸時代から明治の文明開化、そして昭和の高度成長期に埋められてしまった外堀の面影を
偲びながら、緑と土と水を体で感じ、木陰で身を休め、自然の涼風を楽しむ。
「ここから土橋、新橋を経て虎の御門、溜池、はたまた銀座と有楽町を分けて皇居の内堀へ
続いていたのかな」とか「新橋烏森の由来~枯州の森~の松林はこんな松が海岸沿いに新橋
付近まで続いていたのかな」などと想像してみるのも楽しいかも 。
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