イナセ「昔の懐かしいエピソードなどあったら教えてもらえますか？」
会長「そうだな。なにしろ昔は子供が多かったよ。年末になるとお店や企業から寄付を集めて福引をやったりしてね。たった一枚の福引券を握り締めてガラガラを回した小学生が一等の五万円の現金を当てたことは今でも鮮明に覚えているよ。今はなかなか大きなイベントをやることは難しいけれど、年末くらいは新橋赤レンガ通りの端から端まで赤提灯で飾り付けをして、明るく年の瀬を迎えたいなんていうことも考えているんだよ。」
そういえばオイラも小さいときは年末の福引が楽しみだったな。あんまり当たったことはなかったけど・・・
イナセ「最後に今後の発展会の抱負を聞かせてください。」
会長「２０１３年にはマッカーサー道路ができ新橋赤レンガ通りをニ分する形になりますが、とにかく会員の皆様には仲良くしていただき、ともに発展していけたらということです。商売にはまだまだ厳しい時代が続きそうですが、会員それぞれが創意工夫を凝らした店づくりでお互いに支えあい発展会を盛り上げて、また皆様が安心して歩いて頂ける街作りを目指したいと考えています。もちろん会員募集も随時行っています。赤レンガ通りに面している方はもちろん、直面していない近隣の方々でも会の規約に賛同していただける方ならどなたでも加盟していただけます。私は5代目の会長になりますが、頼もしい若い副会長たちに支えられて幸せ者です。イナセ君、これからも発展会のお店をよろしくね！」
イナセ「もちろんです、高木会長。これからも新橋赤レンガ通り発展会の数々のお店を使わせてもらいます。今日は本当にありがとうございました。」
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