2009年3月4日、ニュー新橋ビルの防災訓練が行われました。災害時に備えて年1回実施されている訓練ですが、今回は芝消防署や地域消防団・地元町会と合同で本格的な訓練となりました。
　
　午前9時半に火災発生を知らせるアナウンスが流れ、ビル従業員がＳＬ広場に続々と避難し、ビル内では防火扉の閉鎖や空調の停止、エレベーターの停止等が行われました。
また、火災から逃げ遅れたと想定し、４階テラスからのはしご車での救助活動や緩降器の実演、ニュー新橋ビルＳＬ広場側の壁面に実際に放水する消火訓練などが実施されました。その後訓練参加者には、ＡＥＤの正しい使用法を学ぶ講習会が行われたり、地震を体験できる起震車で震度７の揺れを体感し、地震発生時には落下物を避ける為に頭だけでもテーブルの下へ隠れる事などを実際に体験してもらいました。

　最後にビル関係者だけで、１１階から４階テラス屋根へ降りる救助袋を使用した非難訓練が行われました。この避難袋は垂直に垂らしたシューター袋の中を螺旋状に滑りおりる形状で、この日は代表者一人が実際に１１階から降下しました。