創業昭和28年。新橋の割烹の名店「千嶋秩父」の姉妹店がニュー新橋ビル地下1階の「秩父」だ。秩父の郷土料理であるお国自慢の猪、鹿、こんにゃく料理をホンモノの板前が料理する本格割烹。都内ではなかなか手に入らない秩父の地酒「秩父錦」や「しゃくしな漬け」なども味わえる。「しゃくしな漬け」は野沢菜と高菜の良いところを合わせたような味わいの秩父の名物。しゃっきりした歯ごたえで酒にも食事にもピッタリ。他にも名物のそばや猪、鹿の鍋など四季を通じて楽しめる料理が絶品だ。その味に芸能人も訪れる「千嶋秩父」だが、ニュー新ビルの「秩父」はそんな本格割烹を気軽に楽しめる店だ。

　東新橋の牛鍋屋として知られたこちらの歴史は130年以上。多くの文豪に愛され、その作品の中に紹介されてきている。他では味わえない特選松阪牛や本場の野菜（ザク）といった材料に、吟味を重ねた伝統の味を楽しみたい。「すき焼コース 竹定食」は10500円。

　低価格で本場の味をあじわえる、すき焼き・しゃぶしゃぶ専門店がこちら。「すき焼なべ」1700円「しゃぶしゃぶなべ」1700円でいただけるのは嬉しいかぎり。使用される肉は国産黒毛和牛のみを使用しているというから、こちらにも驚かされる。「若い方にもぜひ、本場の味をご賞味して頂きたい」とは女将さんの言葉。「すき焼き又はしゃぶしゃぶ食べ飲み放題コース」もあり、こちらは90分で4950円（4名様より）。