イナセくんと行く、新橋さんぽ

新橋さんぽ一歩目

新橋駅=都営地下鉄・浅草線編=

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イナセ「やっぱり新橋という土地柄、酔っ払って終電時にホームに寝込んでしまう人もいたりして…?」

駅長「ハハハ、やはりいらっしゃいますね。
そこでガ-ドマンの方に警戒を委託して、起こして電車に乗って頂く様にしております。
ですから、置き去りになる様な事は決して有り得ません!
出来れば新橋の飲食店の方にも、電車にはちゃんと乗ってね!と言って頂ければ、
我々も助かるなぁ~なんて思ったりもします(笑)」

イナセ「確かに。。。みなさん、酔っ払ってもホームを寝床にしちゃダメですよ!」

 

コイキ「では、新橋駅ならではの特徴ってあるものですか?」

助役「そうですね…人の流れが止まりませんね。
お客様それぞれが目的を持って色々な方向へ行かれますので、
改札で立ち止まる方が少ないですね。
言い換えれば慣れたお客様が多く、迷うお客様が少ないという事ですね。
マナーの良いお客様が多いですよ。」

コイキ「マナーが良いだなんて嬉しい言葉ですね。
これからも気を付けなくっちゃ。」

 

コイキ「そういえば、個別に何かスタンプやマークなどはあるのですか?」

駅長「スタンプはご用意していますが、新橋特定のマークはありません。
浅草線のラインカラーはローズなのですが、乗り入れが非常に多く多種多様な車両がありますので、純粋カラーを帯している車両は、残念ながら非常に少ないんです。
まさか乗り入れ駅の泉岳寺や押上で、私ども駅員がローズを塗る訳にもいきませんからね(笑)」

コイキ「うわ~!1度だけでも、入ってきた車両にペンキをブチ撒ける駅員さんを見てみたい!」

 

駅長事務室前のスタンプ台。どんな絵なのかは押してみてのお楽しみ

 

都営地下鉄浅草線の車両。他に京急や京成の車両も走ってます

 

イナセ「では、乗り入れが多く多種多様な車両がある分、それなりに大変な事も?」

駅長「戦後の東京は人口が急激に増え、交通需要が著しく増大した為、その対策として、
地下鉄を造らなければという事になりました。
国の政策に基づいて、営団(現在の東京メトロ)とともに、
東京都も事業に参入して東京の地下鉄を発展させていきました。
また、地下鉄整備にあたっては、郊外からの乗り入れという課題もあったのですが、
これは浅草線が日本初の事なんですよ。
現在ある4線も、乗り入れる相手会社様との関係もあって、線路幅・規格が皆違います。
浅草線と大江戸線の線路幅は同じなのですが、モーターの規格が違うので、
(大江戸線はリニア方式)双方で走らす事や使い回しが出来ません。」

イナセ「へぇ~、電車ってみんな同じ規格ではなかったんだ。
整備も大変なんだろうな。。。」

 

名コンビの落合駅長(右)と小林助役(左)

 

コイキ「正直、都営という事でオリンピックは気になるところですよね。それに対応しての工夫などは?」

駅長「えぇ、各駅にオリンピック招致の幟(のぼり)を設置してお客様にアピールしています。
また、駅の表示やパンフレットも、英語・中国語・韓国語をベースに表示しています。
私ども駅員が、三ヶ国語を喋れれば便利なのでしょうが、
きちんと対応出来る部署を設置してありますので、そちらを紹介する様にはしています。」

コイキ「やはり都職員としては『オリンピックを東京に!』ですよね。」

 

3カ国語表記の路線図

 

こちらも既に3ヶ国語に対応済み

 

[ さんぽ公開日:2009/04/26 ]


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