「外の壁にはギャラリーらしきものがあったのですが・・・」
「あれは専門学生の方のためのアートギャラリーで、自分の作品の発表をする場所として大変喜ばれているんですよ。」
なんて社長さんて太っ腹な方なんだろう。
専門学生の方もこんなに人通りの多い場所で展示されるなんて嬉しいだろうな。
社会に貢献する方法も色々あるんだな~。
「あちらにあるキーケースはオリジナルなものなんですか?」
「そうです。あのキーケースは3年前に発売されたものです。事務所やシャッターの鍵などたくさんの鍵をお持ちの方には特にお薦めです。」
これは確かに使いやすそう。事務所やシャッターの鍵などたくさん鍵を持っている人には便利だろうな。しかも堀商店ならではの安全性と使いやすさを追求していて、手元のピンを抜くだけで簡単に鍵の取り外しが出来るんだ。このお店でしか手に入らない商品で、しかもカラーも7色も揃っているなんて・・・今年のとっておきのプレゼントはこれに決定!
そうだ!このキーケースを読者プレゼントにしちゃいましょう!詳しい応募方法は最後に表記してあります!
読者の方へ抽選で3名様にプレゼントいたします!
「イナセ君、もしよろしければ、2階の展示室にもご案内しますけれど・・・」
「ありがとうございます。喜んで見学させていただきます。」
2階に上がる階段も昔の雰囲気。まさに昭和30年代にタイムスリップしたみたい。
展示室の鍵もすごく重たそうで、頑丈そうだな。さすが、錠前屋さん!
階段の支柱もおしゃれなデザイン
重厚感のある2階の展示室の扉
「こちらが古い錠を集めた展示室です。代々の社長が集めたコレクションの一部です。」
「うーん、さすがすごいコレクションの品々ですね。なんだか鍵というよりも美術品というか、装飾品というか・・・色々な鍵の種類があるんですね!」
「そうですね、世界の国々によって鍵の種類は様々なんですよ。」
「なるほど。これは蠍の形の鍵ですね。」
インド製の蠍型の鍵
言葉にはできない面白い展示物もあります
「こちらはカラクリ箱です。実はここにある鍵穴はダミーで、いくら回しても開きません。こちらにある小さな穴が本物の鍵穴です。鍵が他人に渡っても恐らくこの箱を開けることはできないでしょう。」
なんて用心深い箱なんだ!
うーん、鍵の世界は奥が深いな~。
ズッシリ重く持ち出すのも一苦労しそう