イナセくんと行く、新橋さんぽ

新橋さんぽ十六歩目

Gate J.

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「実際のイベントにはどのような方をお呼びするんですか?」
「競馬新聞の記者の方、スポーツ新聞の競馬欄担当記者の方をお呼びしての予想会は毎回盛り上がりますね。最近では競馬のアカデミックな部分、例えば馬場の専門家の方をお呼びして馬場の勉強会を開催して好評を得る事が出来ました。」
オイラも記者の予想会や勉強会に是非参加してみたいな~。しかもイベントは無料らしいし、競馬好きな方には堪らないイベントですね!
「主なターゲット層とかはあるのですか?」
「今まで競馬をやった事のない方や女性に向けて重点的に発信しているところはありますが、熱心なファンの方にもお越し頂きたい気持ちもございます。」
ここなら、競馬初心者の方から、熱心なファンの方まで多くのお客様に喜んでいただけるような仕掛けが満載だもんね。
 
 
可愛い馬達に囲まれてご機嫌なのです!

 

「続きましては“J.Library”をご案内します。競馬ブックやGallopなどの週刊誌の他、約3000冊の競馬に関する書籍や刊行物を自由にご覧頂けます。先日、競馬評論家の井崎脩五郎さんがいらした時も古い年代の資料の多さにビックリしていらっしゃいました。」
なるほど凄いや!中央競馬年鑑は昭和30年から取り揃えてあるし、こっちのコーナーの競馬成績公報はなんと昭和23年から現在に至るまで、取り揃えてあるよ!…これなら評論家の先生も驚くわけですよね。
また、競走馬のサラブレッドは、「徹底的に(THOROUGH)品種改良されたもの(BRED)」という語源からもわかるように、強く速い馬の血を残し、さらに強く速い馬をつくろうとして、優秀な血統を受け継いでいることから、競馬はブラッド・スポーツと呼ばれています。血統を知ることは、競馬のおもしろさのひとつです。その血統を調べられる書籍もたくさん置いています。もちろんサラブレットの美しさを堪能できる写真集や「わかりやすい競馬の本」、寺山修司さんの本、海外の本と専門書のみでなく、誰でも楽しめる書籍が並べられています。

 

最新の競馬週刊誌も揃えてあります

 

見ているだけでワクワクしてきます

 

年代物の資料がいっぱい

 

「こちらでは様々な競馬に関しての質問も受け付けてるんですか?」
「マニアックな質問も結構ありますよ。例えば「競馬のタイムはどの時点からどの時点まで計測するのですか?」ですとか、「1600メートルのレースの場合、どこのコースを計測して1600メートルと判断するのですか?」とかいう質問です。ちなみに前者の答えは「スターティングゲートの先端のセンサーを馬体の一部が通過した時点から、ゴール地点を馬体の一部が通過した時点までのタイム」であり、後者の答えは「内枠から1メートルの地点で1600メートルの距離を測定します」が正解です。その他にも色々な質問があってお答えできる範囲で対応しますが、専門的な質問につきましてはJRAのインフォメーションデスクをご案内しております。」
思いもよらない質問があるもんですね~ でもある種それだけ魅力があるから疑問も出てくるんだろうな~

「ちょっと脱線しますが今まで何千頭という競走馬を見てきて、一番強かったと思うのは…?」
「それは大変難しい質問ですね(笑)時代も違えばその時の馬場状態も違いますし、レース展開も違う走る距離も違う騎手も違う、そんな不確定要素が多い中のお答えなので参考にはなりませんが、私はトウショウボーイを推します。2000メートルの良馬場ならディープインパクトよりも強かったのではないでしょうか?35年も前のレースで、肩ムチ一発入れただけで2分を切ってきた時は度肝を抜かれたのを今でも鮮明に覚えています。」
そんな凄い競走馬がいたんだ!オイラも熱く想い入れを語れる出会いをしてみたいや!
 

トウショウボーイをこよなく愛する寺地さん

 

[ さんぽ公開日:2010/04/15 ]


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