イナセくんと行く、新橋さんぽ

新橋さんぽ三十六歩目

ゆかた美人と行く有料試飲会『名和喜役の会』

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「弘治さん、こんばんは。今日はよろしくお願いします。こちらは、第18回新橋こいち祭『ゆかた美人コンテスト』新橋ねっと賞の清田かおりさんです。」
「こんばんは、コイキちゃんよく来てくれたね。清田さん、ねっと賞の受賞おめでとうございます。日本酒は美肌効果があると云われているからゆっくり楽しんでくださいね。」
 
早い時間なのでお客様も少ない為、1つのテーブルを独占して全部のお酒を並べてみました。

 

こんなに並んでいると、どれから飲もうか迷ってしまいます

 

これだけで2合(360ml)以上はありそうです

 

日本酒を注いでもらって嬉しそうなかおりちゃん

 

並べてみると豪勢だけど結構な量!!
「こんなに飲んで大丈夫かしら?」
「かおりちゃん、私も一緒に飲むから大丈夫よ。」
 
「ところでコイキちゃん、【ひやおろし】ってなにかしら?」
「そうね?なんだろう?冷やして飲むからではないと思うし・・・」
「テーブルに載っている今日のメニューにも書いていないので、お店の方にに聞いてみましょうよ。」
と言うと、かおりちゃんはカウンターに行って弘治さんを連れてきてくれました。
「コイキちゃん、飲んでいるかい?」
「【ひやおろし】ってなんですか?それを聞いてから味わいたいと思いまして。」
「日本酒はね昨年の秋に製造されて火入れをした後、樽に詰めて熟成させるんだよ。そしてこの秋にもう一度火入れしたものが一般的な日本酒だけど、寒くなり始めた頃に二度目の火入れをせずに出荷されたものを【ひやおろし】と言うんだ。半熟成みたいな感じかな。」
「なるほど!日本酒の製法っていろいろあるんですね。なんだか胸のつかえがとれました。ありがとうございました。」
 
弘治さんがカウンターに戻った頃には、いつの間にか店内は賑やかになっています。
「かおりちゃん、【ひやおろし】のことも解ったので、早速飲みましょう。」
「はーい、では私は左の端から順番に飲んでみるわ。」
「じゃあ、私はかおりちゃんの反対側から飲むわね。」
かおりちゃんは『雪の茅舎(ぼうしゃ)秋田の純米吟醸』から、私は『燦然(さんぜん)岡山の特別純米「雄町」生詰原酒』から飲み始めです。
 

[ さんぽ公開日:2013/12/25 ]


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