イナセくんと行く、新橋さんぽ

新橋さんぽ二十八歩目

がんばっぺ いわき=後編=

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昼食を済ませ冷えた体が温まったら、午後1時からはオイラもとても楽しみにしていた『アクアマリンふくしま』の見学です。
津波被害によって多くの魚達を失ってしまったけど、全国の水族館や動物園が魚の提供や協力をしてくれて、被災後4ヶ月で再開(昨年7月15日)出来る様になった事に強い絆を感じます。
施設を隅々まで丁寧に周回すると1時間30分はかかるらしく、想像以上の大きさにビックリ!
中に入るとメインの巨大水槽を中心に、幾つかのテーマに沿った様々な魚達が展示飼育されています。
エリアによっては単純に水槽があるだけの展示ではなく、その生き物達が生活している自然環境を自然光の下でシッカリ再現してあるので、かなりイイ雰囲気が伝わってきます。
特に福島県の生き物に特化したエリアは、生き物好きのオイラにしたら凄く勉強になるので面白くてしょうがありません!
馴染みのある魚達もいれば初めて知る魚達、今や絶滅に瀕している魚達も所狭しと展示されてい…って、カッパ!?
もちろん生態や標本の展示なんかはないけれど、地元に縁のある生き物をこんな真面目に解説してるのって、ユニークでとても面白いと関心してしまいました!
「ナニナニ、現在では絶滅危惧種になっていて霊長類ヒト科で全長が約60~170cmで・・・ってカッパはオイラと同じ哺乳類に属するって事!?それじゃやっぱりオッパイで育つんだろか?う~ん・・・けど確かカッパに相撲で負けると、尻子玉(しりこだま)を抜かれて腑抜け(ふぬけ)になるんだよね~(笑)」
 


[既にとってもワクワク!]

 


[鰯の大群もジャンプでお出迎え!]

 

 


[メダカも準絶滅危惧種なんだよね…]

 


[なんとカッパは哺乳類でした!]

 

 
いくつかのコーナーを巡って、いよいよメインの巨大水槽の前に!
左右で黒潮と親潮に分かれていて、それぞれで展示されている魚達の違いから、環境による生態の違いが分かり易く観察する事が出来ます。
巨大水槽を分ける黒潮と親潮がぶつかる海流を表現しているトンネルは、三角形の作りが下を通るオイラにまるで海が迫ってくる様で迫力満点!!
終始ご機嫌でグルッと周った最後のコーナーではシーラカンスの標本がお出迎え!
こんな間近でシーラカンスを見る事なんてそうそうある事じゃありません。
未だ謎多き生きた化石。だけど少しづつ生態が解明され、いつの日か水槽で泳ぐ姿が見れる時が来るのかも知れません!
隣接するグッズコーナーで気になる商品を発見し、ちょっと早いおやつにと食べてみたら…皮が香ばしくて甘さ控え目で美味しい!
気になった商品とはシーラカンスを模ったモナカの『ごんべあいす』で、なぜに?の“ごんべ”のネーミングは、コモロ諸島の言葉でシーラカンスを“ゴンベッサ”と呼ぶ事から付けられたそうです。
時間が許されるなら野外の施設も見てみたいけど、次の予定があるので残念ながらこの辺りでアクアマリンふくしまとはお別れです。。。
 


[辰年に僕の待ち受けはいかが?
だって!?]

 


[黒潮と親潮のぶつかるトンネル]

 

 


[本物のシーラカンスが見れて感激!]

 


[ごんべって…なんで?]

[ さんぽ公開日:2012/04/01 ]


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