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しんばし通
新橋の過去・現在・未来〜第二幕〜
新橋の過去・現在・未来
「誇り高き明治の新橋、サラリーマンのオアシス昭和の新橋、そして平成の新橋」
虎ノ門のOL、U子さんは遂この間まで、溜池にはその昔水が貯めてあって、外堀通りは江戸城の外堀で、虎の御門が在って、新橋が在って、土橋が在って、コリドー街や数寄屋橋を経て今の皇居がある内堀へつながり、外堀は浜離宮から江戸湾(東京湾)につながっていたなんて知りませんでした。上司に訊いたら「高度成長期にこれらの堀は首都高速道路として埋め立てられてしまったんだけれど、都心三区の境になっていたお堀の上は通行料も取れず、住所もどっち付かずの水の上」なんですって。今度の休日は彼氏と浜離宮の桟橋から東京湾沿いを歩いてみようかな。お腹が空いたら和食、洋食、中華にエスニック、「しんばしネット」や「汐留スタイル」などをネット・サーフィン、自分達の感性や経験を活かして小粋なお店をゲット!!

新橋の老舗の旦那が言いました。烏森って言う名は、昔この辺は松林の海で、枯州の森と呼ばれていたことと烏が熊野の神使として有名だった神鳥であることから「烏の森」、「烏森」という名が付いたんだって。江戸時代に入ると江戸城の外堀、愛宕山から烏森にかけて大名の武家屋敷が並び、城下へ出入りする優秀な職人や商人が集まって町が出来、明治に入るとこれら優秀な職人達が家具屋として現赤レンガ通り周辺に店を連ねたそうである。開国と共に築地と横浜が関東の外国人居留地になった為、この付近には文明開化の風が吹き、鹿鳴館や帝国ホテルなど洋風の建物が造られ、当事の新橋(現汐留)駅舎を始め多くの洋館が建ち並んだ。そしてもう一つの外人居留地横浜へ向けて汽笛一声新橋から品川、横浜へと鉄道がつながっていったんだ。でも大正の大震災と昭和の大空襲でほとんどが消失、この辺は焼け野原になっちまった。俺が大臣だったらやたら幾何学的な超高層ビルばかり造らないでやっぱり"粋な街だよ烏森"、"レンガ通りルネッサンス"で街を復興させるんだけどね。

築地から新橋にかけての一体は大正の大震災や昭和の大空襲でほとんどが消失してしまいましたがこれらの時代を生き続けてきた人達の心意気を大いに感じ、江戸時代からの"粋な街だよ烏森"、明治の文明開化の香りを今に現す"レンガ通りルネッサンス"を再確認しながら新橋ライフをエンジョイしましょう!!
第1回:桜と新橋と小学校跡
第2回:皐月は新橋烏森、祭りだ神輿だ「輪一緒」
第3回:梅雨空を楽しむ
第4回:小さな散歩道 〜蒸し暑いアスファルトジャングルの中で〜
第5回:街が、道が、ビルが燃える
第6回:新橋のサラリーマンのお父さんてってどんな人?
第7回:歴史は繰り返される
第8回:右脳vs左脳〜自分の感性と他人の情報
第9回:外堀通り
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