イナセくんと行く、新橋さんぽ

新橋さんぽ三十歩目

環状第2号線

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新橋の街を歩いているといつも気になっていた工事があります。新橋の街を二分するようにして工事が進んでいる環状第2号線(俗称:マッカーサー道路)です。
随分前から工事を行っているけどいったい今はどこまで出来ているんだろう。トンネルはどこまで続いて、工事はいつ終わるんだろう?何の為の道路なんだろう?埋蔵物の発掘調査をやってたけど・・等々疑問に思うことがいっぱい。
今日は近隣の方々に工事中のトンネル内の見学会が開かれるということで、日頃の疑問を晴らすために参加させてもらいました!
 


見学会はトンネルから国道15号線とつながる出入口からです


環状第2号線は、昭和21年に新橋から神田佐久間町までの延長約9.2km幅員100mで都市計画されましたが、昭和25年に、幅員が現在の40mに変更されました。また、平成5年には、臨海部との連携強化を図るため、新橋から有明までを延伸し、総延長約14kmの都市計画道路となりました。この路線は、赤坂などの都心を通る大動脈で、都心部の交通渋滞の緩和を図るとともに都心部と臨海部を結ぶ交通・物流ネットワークの強化を図る重要な幹線道路として計画された道路です。
 
このうち、虎ノ門から神田佐久間町までの約8kmが外堀通りとして供用され、また豊洲から有明までの間も既に完成しています。虎ノ門から豊洲までの約5kmが土地の買収等で遅れ未整備となっていました。現在はそのうちの汐留から虎ノ門までの区間が地下トンネルとして、晴海から汐留までは橋梁・高架方式として計画されています。
 


完成すると都心を通る幹線道路になるんだ

 

今回はそのうちの我が新橋を横断する、虎ノ門~汐留区間工事のトンネル区間見学会です。
 
ちなみに、連合国軍総司令部(GHQ)が虎ノ門の米国大使館から東京湾の竹芝桟橋までの軍用道路整備を要求したなどの俗説もあり、GHQの最高司令官ダグラス・マッカーサーの名前からマッカーサー道路とも呼ばれています。

[ さんぽ公開日:2012/08/31 ]


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